hair salon Lien深井店で代表をしている小林です!
今回の記事は「髪の毛の折れる原因と対策」について書かいていきますね♪
自分の髪の毛を見ていたら曲がってしまっている髪の毛を見たことはありませんか?
もしくは髪の毛を指で曲げたときに「ポキッ」と簡単に折れてしまう
そんな状態の髪の毛はなんだかザラザラしていたり、なんだか乾燥していような。
なんとなく指で触っていて「髪の毛の芯」がないような
髪の毛がスカスカのような手触り。
なぜそんなことになるのか。
もちろん原因があります。
今回の記事では「髪の毛の折れ毛」について書いていきますね♪
- 髪の毛の折れ毛とは
- 髪の毛の折れ毛の原因
- 髪の毛の折れ毛の対策
この記事では実際に美容室で働いている美容師が書いていきますね♪
髪の毛の折れ毛とは
髪の毛の折れ毛とは「ポキッ」とやや直角に折れてしまっている髪の毛のことです!
そのままですが。
ふと自分の髪の毛を見たときに
折れている髪の毛を見つけてしまった。
なぜこんな折れた髪の毛があるのか!?
心当たりがないのに心配になりますよね。
髪の毛が折れる原因はいくつかあります。
それらを順番に解説していきますね!
髪の毛が折れる原因はダメージ
髪の毛が折れてしまう原因はダメージです。
髪の毛の一番外側にある「キューティクル」
この部分が髪の毛を外的要因から守ってくれる働きがあり、髪の毛の表面に鱗状のように毛先に向かって閉じている状態で並んでいます!
しかし、ダメージを受けすぎてしまうことで潤いや栄養がなくなくなって簡単に折れてしまい、切れ毛や枝毛の原因にもなるのです。。。
髪の毛がダメージすることで「ハリ・ツヤ・コシ」がなくなり、少しの刺激や摩擦だけで髪の毛に負担がかかってしまうようになってしまいます。
何もしていないのにふと髪の毛を見た時に折れてしまっている髪の毛がある場合は、何か髪の毛に負担や折れるような現象が起きていたと考えられます。
〜自然と折れてしまった原因〜
- 寝ている間に枕などで挟んでしまった
- ゴムで髪の毛をまとめている時に折れてしまった
- 服を重ねて着ている時に間に挟んでしまった
など。
髪の毛が折れてしまう原因・カラーやパーマ
もっとも多くのダメージを受けてしまう原因は「カラーやパーマ」の薬剤によるダメージですね。
髪の毛の色や形を自然な状態から薬剤を使って無理やり変えるものなのです!
言い方が悪く聞こえてしまうかもしれませんが事実そうなのです。
薬剤は凄く良くなっていて、負担の少ない薬剤は増えています。
僕が美容師を始めた当時に比べてどんどん良くなっているのを凄く感じます。
しかし、年々お客様の美意識が高くなりたくさんの層のお客様が色々な施術をするようになったのも感じます。
凄く素敵で美容を楽しむのはいいことです。
けど薬剤を使うこことで髪の毛の負担がかかってしまうのは仕方がないこと。
髪の毛のダメージと薬剤の使った後の髪の毛の状態のバランスを考えた施術が必要になってくるということです!
髪の毛が折れてしまう原因・ドライヤー
ドライヤーも髪の毛を乾燥させてしまう原因の1つです。
だからと言って「ドライヤーをしない」ということは余計に髪の毛や頭皮に悪影響を与えてしまいます!
ドライヤーは必ずした方がいいことです。
やり方を間違えてはいけないだけ!
〜髪の毛を乾燥させてしまうやり方〜
- 長時間のドライヤー
- 髪の毛の近くで当てる
- 髪の毛を乾かしすぎる
など。
このようなやり方は髪の毛を乾燥させてしまう原因になってしまい、髪の毛の水分を蒸発させて潤いをなくしてしまうのです。
髪の毛が折れてしまう原因・ヘアアイロン
ドライヤーの熱でダメージを受けてしまうのだから「ヘアアイロン」も熱ダメージの原因になってしまいます。
ヘアアイロンは高温のものだと「200℃以上」出るものもあります。
温度が高くなるからといって、高温で使ってしまっては髪の毛の水分・油分を蒸発させてしまいます。
そして髪の毛主成分である「タンパク質」を変性させてしまう原因にもなってしまうのです。
ヘアアイロンのおすすめの温度は「130℃」!
乾いている髪の毛で130℃以上の熱を使うことで「タンパク変性」を起こして髪の毛が固くなってしまうのでできるだけ低温を心がけましょう。
髪の毛が折れてしまう原因・紫外線
紫外線は肌のみではなく、髪の毛にも悪影響なのです。
紫外線を長く受け続ける夏など、髪の毛が色褪せて日焼けをしてしまうことがありますよね?
紫外線からも熱のダメージを受けているのです。
そして紫外線を浴びることでキューティクルが剥がれやすくなり、その隙間から髪の毛の水分や油分が蒸発してしまう。
そして体の一番上にある髪の毛は「顔の3倍」も紫外線を受けているです。
紫外線をできるだけ受けないように日傘などを使ってみるのもいいかもしれませんね。
髪の毛が折れてしまう原因・シャンプー
シャンプーをするときにゴシゴシ洗ってしまってはいませんか?
髪の毛は濡れている状態が1番デリケートなのです。
濡れている髪の毛の状態は「キューティクルが開いている状態」
そんな状態で髪の毛同士をこすり合わせてゴシゴシ洗ってしまうことでキューティクルが剥がれてしまいます。
キューティクルが剥がれてしまうことでゴワゴワやザラザラとした手触りになってしまい、艶がなくなってしまいますよ。
シャンプーは髪の毛を洗うことを意識するのではなく「頭皮を洗う」ことを意識しましょう!
髪の毛にはシャンプー軽く流れてつくぐらいで十分汚れが落ちてくれますよ!
最近の市販シャンプーはサロンシャンプー級に優秀ですよ♪
高価なものは使わなくても大丈夫ですが、一度見直してみるのもありです!
折れた髪の毛にしてはいけないこと
ふと折れた髪の毛を見つけてまった。
そんな時はどうしますか?
折れてしまっていても大事な髪の毛です。
そんな時によく聞く「してはいけないこと」を書いていくので、同じようなことをしていないか見て注意してくださいね!
折れた毛にしてはいけないこと・ちぎってしまう
間違いなく1番してはいけないことですね。
けどたまに聞きます。
「なんだか折れている髪の毛があると嫌だしちぎってしまいたくなる」
とか。。。
先ほども書いたように「大事な髪の毛」です。
大切にしてあげましょう。
そしてちぎってしまうことで、さらに髪の毛のダメージになってしまいます。
ちぎった部分が縮れたようになってしまったり、裂けてきてしまったり。
折れている部分がなくなるかもしれませんが、余計に見た目の髪の毛の状態も悪くなってしまいますよ!
折れた毛にしてはいけないこと・工作バサミで切る
これは1番聞くことがあります。
「折れ毛や枝毛を見つけたらハサミで切っている」
もちろん紙を切るようなハサミです。
工作バサミなどの紙を切るようなハサミは、髪の毛を圧迫して潰すように切ってしまうので枝毛になりやすいです。
せっかく綺麗にしようとしたことが裏目に出てしまい、余計に髪の毛の状態が悪くなってしまう。
悪い状態から改善することが出来ずに、いつまでも折れ毛や枝毛を繰り返してしまいます。
折れ毛や枝毛が気になる場合は美容室にいってカットしてもらいましょう!
枝毛カットだけをしてくれる美容室もありますよ!
髪の毛の折れ毛の改善と対策
折れ毛や枝毛が治ることはありません。
髪の毛は死滅細胞と言って、すでに死んでいる体の中で必要とされていない細胞なのです。
いくらヘアケアをしても治ることはないのです。
それどころか放っておくととで切れてしまい、さらに枝毛が増える原因にもなってしまうこともあります!
綺麗な髪の毛を維持するには「痛まないようにするヘアケア」と「こまめなカット」が必須になってくるのです!
それでは折れ毛ができないように、できてしまった折れた髪の毛の状態をどのように改善・対策をすればいいのかを書いていきますね。
髪の毛の折れ毛の改善と対策・シャンプー前にブラッシング
先ほどシャンプーで「ゴシゴシ洗う」ことは髪の毛に負担がかかると書きました。
それはキューティクルがデリケートな状態になっているからです。
ゴシゴシ洗ったり無理やり髪の毛の絡まりをとるなどをしてしまうと、状態は悪化してしまいます。
まずはシャンプーをする前に事前に「ブラッシング」をすることが重要です!
お湯に髪の毛の濡らす前にブラッシングをしておくことで、髪の毛の絡まりをとって滑りをよくします。
そうすることで洗いやすくて髪の毛同士が擦れてキューティクルに負担をかけることは激減しますよ!
それに乾いている状態の髪の毛の絡まりをちる方が、濡れているデリケートな髪の毛よりも負担が少ないですね♪
髪の毛の折れ毛の改善と対策・タオルは優しく
シャンプー後のタオルで拭くときも注意が必要ですよ!
優しく洗い上げても、濡れている髪の毛をタオルでゴシゴシふていては意味がないです。
髪の毛の水分をとる時は、髪の毛を優しく包んでタオルの上から握ったりパンパンして水分を吸い取る感じで水気をとりましょう!
髪の毛の折れ毛の改善と対策・トリートメント
ヘアケアをする場合はトリートメントが1番効果的です。
髪の毛に潤いを与える有効なアイテムです!
トリートメントには髪の毛に必要な栄養・水分・油分が含まれています。
さらに外的要因から守ってくれるコーティングの効果もあるので、折れ毛や枝毛の対策にもなります!
特に乾燥しやすい毛先を中心につけることで効果的に栄養を髪の毛の中に入れることが出来ますよ♪
ドライヤーをする前の「洗い流さないトリートメント」も一緒にしてあげるとさらに髪の毛の状態は良くなります。
ドライヤーの熱から守ってくれるだけでなく、紫外線や冷暖房からも守ってくれるのでおすすめです。
髪の毛の折れ毛の改善と対策・紫外線に注意
髪の毛は、熱によるダメージを受けやすいものです!
紫外線も熱によるダメージの1つです。
紫外線から髪の毛を守る場合は日傘以外に「UVスプレー」などが効果的で、髪の毛を守ってくれるだけでなくて艶も出してくれますよ♪
紫外線を受けることで髪の毛と頭皮はデリケートに敏感な状態になっています。
シャンプーをする時など、お湯の温度をぬるくして優しく洗ってあげるのがおすすめですよ!
温度は「38℃前後」がおすすめです。
僕は冬以外は38℃でシャワーをしていますよ!
慣れない方は少しずつ温度を下げてみましょう、
髪の毛の折れ毛の改善と対策・薬剤施術
ヘアカラーやパーマなどの薬剤施術にも注意しましょう。
頻繁にしてしまうと髪の毛に負担がかかってしまいます。
髪の毛の状態を見ながら適切の頻度と施術をする必要があります。
髪の毛の状態は「信頼できる美容師」に判断してもらうのが1番ですよ!
髪の毛の折れ毛の改善と対策・市販の薬剤を使わない
自宅でするホームカラーなど、市販で売られているものは薬剤自体が強いのでおすすめできません。
美容室でする施術の5〜6倍は薬剤が強いと思っていてくださいね。
「部分的に自宅でしているから大丈夫」なんてことはありませんよ。
その部分的なところは伸びてくれば他のところよりも明らかにダメージしています。
市販で売っているものが悪いとかそんなことは思っていなくて、手軽にできてメリットもあります。
しかしダメージが強いのも事実。
市販の薬剤を繰り返すことは髪の毛がダメージすることが前提になってきます。
「ダメージするけど手軽にカラーをしたい」のか「髪の毛を綺麗な状態にしていたいのか」どちらかを選ぶ必要があります。
髪の毛は一度痛んでしまうと治らないので、どちらもとるのは難しいのです。
何を優先して何が重要かなのです!
髪の毛の折れ毛の改善と対策・しっかりと乾かす
髪の毛は、濡れている時が1番デリケートです。
髪の毛が多い方や長い方はしっかりと乾かすことが難しいとよく言われます。
しかし濡れている髪の毛で寝てしまったりすることで「摩擦でキューティクルが剥がれる」可能性がかなり高いのです。
デリケートな状態で枕や布団の摩擦は刺激が強すぎます。
できるだけしっかりとドライヤーをすようにしましょう!
最後に
最後まで読んで頂きありがとうございます!
髪の毛が折れてしまう原因はほとんどが「ダメージ」によるものです。
しかし対策と改善を繰り返すことで髪の毛の状態は凄く良くなりますよ!
ダイエットやスキンケアと同じで、すぐに効果が出るものではないかもしれません。
しかし意識しないとどんどん悪くなっていってしまいます。。。
ぜひ参考にして綺麗な髪の毛にしてくださいね♪